小暮 敦子
東京都
三鷹市立大沢台小学校
教科別・単元別に用意された「授業の流れ」
担任で複数教科の指導計画づくりも大変。
さらに情報教育の準備となると難しそうで、なかなか…
小暮 私たちの多くは、複数の教科を指導しています。教える教科が多い分、授業準備には、さまざまな苦労があります。国語、社会、算数、理科の4教科を例にとってみても、配当時数や単元構成がまったく違います。それぞれの指導計画を同時に見ながら、限られた時間の中で、あれもこれも準備しなければなません。十分な準備ができず、思うように授業が進められなかった苦い経験をもつ教師は少なくないと思います。子どもたちが主体的に取り組める教材をいかに準備して授業に臨めるかが、私たち共通の課題ではないでしょうか。
各教科/単元別の「授業の流れ」が一目でわかる教材があれば、授業の準備も安心ですよ!
小暮 スキップには、各教科、単元別に「授業の流れ」が提供されています。教科と単元を選ぶことができるので、授業の準備にとても役立ちます。また、「授業の流れ」は、その単元の学習活動が具体的にイメージできます。単元のどの場面で、どんな活動を、何を使って行うことができるか、ワークシートやコンテンツの形でわかりやすく提示しています。授業で使用できるものが提供されているので、子どもたちも使いやすい形になっています。この「授業の流れ」をもとに教師が、自分の学級に合った形で授業をデザインすることもできるでしょう。スキップは、単元の目標を達成するための道筋が示されている点で、私たち小学校教師にとってのサポートツールと言えます。
國香 真紀子
富山県
富山市立光陽小学校
児童向けツール選択画面
新聞作成ソフト
教科書がない総合だから、
情報教育やりたくても、一から教材づくりが大変そうで…
総合はワークシートが決め手!
単元ごとにワークシートをチョイスするのはいかがでしょう。
國香 教科書がない総合では、単元内容や活動に応じた教材としてワークシートの作成が求められています。総合の活動において、ワークシートが大切な役割を果たしてることは周知の通りです。しかし、活動計画カード、インタビューカード、活動後の記録カード、まとめの活動のためのプレゼンテーションや新聞作りなど様々な活動に応じたワークシートが必要です。これだけのワークシートを教師が準備するのは、大変なことです。
このスキップには、子どもの多様な活動、様々な表現活動を支えるワークシートが豊富に用意されています。さらに、次のような教師や子どもたちをサポートするための工夫もしてあります。
★子どもたちが自分たちの活動に応じてワークシートを選択できる。
★ワークシートに、学習の大切なポイントやアドバイスが記載されている。
★子どもたちの実態や活動に応じて、教師がワークシートを修正し、子どもに与えることができる。
活動ごとの豊富なワークシートは、教師の授業の下準備を助け、子どもたちの活動の支えとなっています。
総合だから、子どもの活動を豊かに。 教育に配慮されたツールがベスト!
國香 スキップには、「ツール」が用意されていて、子どもの活動をサポートしてくれます。例えば、ツールの「プレゼンでまとめよう」「新聞を作ろう」では、作成していく手順が示されていたり、自分の「名刺」を簡単に作れたりします。必要に応じて、子どもの活動を支援する仕組みになっています。教師が子ども一人一人に応じた支援を行うためのツールとなります。
また、文部科学省「情報教育の目標で分類した学習活動一覧(小学校段階)」に示されている活動が「スキップ」の単元にはもちろんですが、「ツール」にも組み込まれています。例えば、「プレゼンでまとめよう」「インターネットで調べよう」「グラフを作ろう」など、総合でこれらの活動を行うことは、同時に情報教育を行っていることになります。情報教育にもつながる豊かな活動が子どもたちに確かな力を育んでいけると思います。
ワークシートのサンプル
小学校4年-国語-「新聞を作ろう」の活動にて使用
![]() 新聞レイアウト |
![]() 計画作成シート |
![]() 感想シート |
天野 三鶴
千葉県
松戸市立馬橋小学校
めいし作成ナビ
グラフ作成ナビ
授業では、ソフトの使い方を知ることも大切ですが、それはあくまで手段であって、授業の目的ではありません。そこで、「スキップ」では、いくつもの工夫をしています。
■ナビゲーション: 操作を誘導するために、ナビゲーションの仕組みを取り入れ、子どもでも、使い方が分かるような工夫をしています。
デジカメ写真も、指示に従って操作すれば、きれいに加工できます。
■動画ヘルプ: スキップでは、ヘルプに動画を用意しました。動画ヘルプは、実際の画面操作同様にマウスの動きを動画で確認できるものです。
“情報活用の実践力を育てる”…その前に、
実は私自身、ITがまだそう得意ではないのです…
授業で使うソフトだけを厳選して、
1つにまとめてある教材がGood!
天野 学校のコンピュータに入っているソフトウェアにはいろいろなものがあります。でも、その中の操作を知ってるものは、限られたものだけ。新しいソフトが入っても、使い方の研修に行かないとわからない。でも、研修に行く時間は取れない。使うと便利そうだけど、どうしよう。こんなことってありますよね。
自分が使えるものだけを使ってしまう。いつも、同じもので、子どもたちに我慢してもらう。そこから、抜け出せるものを見つけました。
スキップに付属するソフトウェアは、授業で使う必要なソフトを厳選してあるので、あれこれ覚えなくていいのが魅力です。でも、種類は豊富。
★デジカメからの写真の取り込み・加工
★ まとめの作業に使う新聞作成ソフト
★ 発表に使うプレゼンソフト
★ グラフの作成ソフト
★ 作文支援ソフト
などがあります。いろいろな学習に使えます。
選ぶなら、IT初心者の先生の負担を解消してくれる、やさしい工夫のあるソフト。
天野 スキップなら、手順にしたがって順番に操作するだけで簡単にできるナビゲーションがついているので、子どもでも、使い方がわかるようになっています。もちろん、ITがまだそう得意でない私にとっても使い方がわかりやすいのです。
困ったときの頼みの「ヘルプ」に動画が用意されているのもうれしいです。実際の画面操作同様にマウスの動きが動画で確認できるのです。だから、授業に使う前に少しの時間で、操作の仕方が、確認できます。使い方の研修に行かなくても使えるのは、わたしたち先生の負担を解消してくれるやさしい工夫だなと思います。
吉野 和美
静岡県
富士市立田子浦小学校
「スキップ」が提供する単元別の「授業の流れ」では、単に、単元の目標を達成するにとどまらず、情報活用の力も付くように考えられています。
情報教育が得意でない先生が多数のわが校です。
情報教育を広めていくためはどうしたらいいの?
吉野 私たち教員は、各教科のねらいを達成するために、情報を調べたり、まとめたり、伝えたりする学習をあたりまえのように行っています。普段から情報教育を行っているのです。ところが 、自信をもって「毎日、情報教育を行っています。」と言える教員は、どれくらいいるでしょうか。情報教育と聞いただけで「私はちょっと・・・。」と答える人もいます。このような先生方でも取り組みやすいように示すことが大事になります。
教材の“授業の流れ”を参考に、
普段の授業で情報教育をすすめよう!
吉野 教科のねらいを達成し、かつ、情報教育で扱う内容が示されているものがあれば、確実に子どもに情報活用能力を身に付けさせることができます。スキップには 、普段の授業でやっていることに情報教育を意識した内容が組み込まれています。それらが「授業の流れ」や「ワークシート」で示されているので 、情報教育の授業がイメージしやすいようになっています。「授業の流れ」を参考にして授業を進めることにより 、全ての先生が普段の授業の中で情報教育を実施することができます。学校全体として取り組みたい、情報活用能力を子どもに身に付けさせたい 、情報教育は苦手であると考えている人には、特にお薦めです。
みんなが使える 情報教育のカリキュラムを作ろう!
吉野 情報教育を進めるためにカリキュラムを作りたいという声を耳にすることがあります。ところが、どのようなものにすればいいのかで悩みます。せっかく作ったのに使われないようでは
、意味がありません。みんなが使えるカリキュラムが大切なのです。
スキップにある各単元の「授業の流れ」をつなぐと、情報教育のカリキュラムができます。カリキュラムがあることは
、付けたい力が系統立てられ、子どもに身に付けさせたい力を重ねることができます。
スキップは、子どもの力を伸ばし、全ての先生が使えるカリキュラムの作成を可能にしてくれます。